こんばんは!
いつもブログを見てくださって、本当にありがとうございます!
今日は珀の病院でした。
前回、「網膜変性症疑い」の診断を受けて、今日はその後の検査でした。
目次
スポンサーリンク
「Eye Vet 」眼の専門病院
前回と同じく、眼の専門の病院「Eye Vet」に行きました。
9時の予約で、半日入院で検査です。
朝は絶食で病院へ行きました。
一般眼科検査
時間通り、9時から診察開始。
まずは問診です。
この1週間、何か変化はあったのか。
珀は、明らかな症状はなく、飼い主でなければ気づかないほどのレベル。
この1週間は変わりがありませんでした。
念のため、今までとった採血データ(一般検査・アレルギー検査)を持参しました。
続いて一週間前と同様に、一般の眼科検査を受けました。
やはり問題はないようで、前回と同じでした。
ここで珀とはしばらくお別れ。
半日入院です。
網膜電位検査
「網膜電位検査」は、コンタクトレンズのようなものを当てて、網膜の動きを見る検査です。
この数値で、目が見えているのか、見えていないのかがわかります。
珀の場合、角膜や水晶体、眼底に異常はなく、血管もきれいでした。
眼圧も異常がありません。
眼の見えない原因は、傷でもなく、白内障や緑内障でもないということになります。
痛みのない検査のようで、麻酔などかけずに行うそうです。
まれに、暴れてしまう子がいるので、そういう場合は鎮静のお薬を使うそうです。
そのために、朝は絶食だったのですが、100頭に1頭くらいしか、使用することはないそうです。
珀は鎮静剤を使用することなく、良い子にできたといわれました。
スポンサーリンク
お迎え
お迎えは15時半でした。
待合室で待っていると、入院中の様子を看護師さんが伝えに来てくれました。
お水も飲んで、おやつも食べて。
オシッコもウンチもできたそうです。
スタッフが通るたびに眼で追い、近寄ると抱っこをせがみ、足元に来る様子もあったとのこと。
眼が見えていないという様子はないとのことでした。
検査の結果
診察室に入り、先生から網膜電位検査の結果を聞きました。
フラッシュを当てると、正常な子の場合、大きな波の波形が出るそうです。
ですが、珀の場合、計測できるような波の波形が出ませんでした。
見せてもらった正常な波形は、フラッシュの後、大きな波が1つ出て、その後は小さい波になります。
珀の場合は、小さい波しかありません。
正常値は、150という数値だそうで、目が見える子は、150とか200という数値が出るそうです。
珀の場合は、右が40、左が17という数値です。
網膜電位検査の結果、眼が見えていなくてもおかしくない数値。
この数値で見えている方が「稀」とのことでした。
左が17なので、左眼のほうが見えずらいのか聞きましたが、そもそも40も17も変わりがないくらい。
どちらも見えていなくて不思議はない数値。
とのことでした。
スポンサーリンク
網膜変性症
網膜電位検査の結果で、「網膜変性症」という病気に確定診断が出てしまいました。
基本的には治療法がなく、失明してしまう病気です。
情けないことですが、診察室で涙が止まりませんでした。
珀の眼は見えなくなってしまう。
むしろ、結果だけでいうなら見えていることが不思議なくらい。
私を見ることもできなくなってしまう。
アイコンタクトもできなくなってしまう。
目が合うと、しっぽをふりふりしていたのに。
そういうこともなくなってしまうのかもしれない。
そう思うと、つらくてつらくて・・・。
眼が見えるうちにやっておくこと
珀の眼は、まもなく見えなくなってしまいます。
今できることはないのか、今と変わらない生活をするために、今やっておくべきことは何があるか聞いてみました。
今まで覚えたしつけ、トイレやマテなど。
掛け声と一緒に教えると良いとのこと。
今までもトイレは「ワンツー」の掛け声とペットシーツで覚えていたので大丈夫かな。
「マテ」や「おすわり」は、声と手の合図、両方で覚えていたから大丈夫かな。
そうなると、今のうちに覚えてもらったほうが良い。ということはないかもしれません。
今後の治療方針
「網膜変性症」は、基本的に治療法のない病気です。
進行を遅らせるために、気休め程度にビタミン剤を飲むくらい。とのことでした。
ですが、「網膜変性症」になった原因により、場合によっては「ステロイド」に反応する子がいるそうです。
すでに目が見えない子の場合、試してみることをおすすめするそうですが、珀の場合は、今は眼が見えているので、「おすすめ」というほどおすすめな治療法ではないと言われました。
幸い、眼以外は全身状態が良く、ステロイドも使用できる体調です。
ステロイドには副作用もたくさんあります。
お金もかかります。
すごくすごく悩み、先生に聞いてみました。
「もし先生の子だったらやりますか?」と。
先生は「やります。」と即答されました。
どのみち、見えなくなってしまうのなら、結果が出なくてもやれることはやってみよう。
金銭的にも厳しいですが、のちのち後悔することになるなら。
今できることをやるしかない!
借金してでもやるしかない!!
ということで、ステロイド治療を開始することにしました。
スポンサーリンク
治療費
ステロイドは、6週間内服します。
1~2週間ごとに通院が必要で、通院だけで1万2千円くらい。
+お薬代がかかってきます。
今日の支払いは、約6万円。
この10日間で、歯と眼の治療に15万円もかかってしまっています・・・。
頑張って働かないと!!
まとめ
こういうこともあろうかと、年間6万くらいの保険に入っています。
ですが、保険で降りるのは、7割。上限1万4000円。
なかなか厳しい状況です。
まだ7歳なのに。
犬生まだ半分くらいなのに、こんなに大きな病気になってしまって。
珀は1歳まで病気やケガばかりで、ようやく元気に過ごせるようになってきたのに。
本当に悲しいです。
でもこれは、私と珀に与えられた試練なんだよね。
乗り越えるしかない。
気持ちの整理がなかなかつきませんが。
親子ともども、頑張ってこの状況を乗り越えていかなくちゃ!