マルチーズ「珀」の日常

マルチーズ「珀」の、家での様子やおでかけの様子を綴っています。

犬の眼の病気「網膜変性症」やがて失明してしまう治療法のない病気に愛犬が?



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こんばんは。

いつもブログを見てくださって、本当にありがとうございます。

 

珀は、眼の病気「網膜変性症」に罹患しているかもしれません。

数日、数週間のうちに、失明してしまうかもしれない恐怖に、涙が止まらず、不安でいっぱいです。

 

同じように、眼の病気で悩んでいる飼い主様の少しでも役に立てれば。

または、大切な愛犬の病気に早く気付けるきっかけになればと思い、書きます。

 

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目次

 

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些細な変化

 

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異変に気付いたのは、本当に些細な出来事です。

飼い主でなければ気づかず、飼い主でも気づかない、些細な出来事だと思います。

 

玄関前の3段の階段が下りられない

 

いつもは、お散歩へ行くハイテンションで、喜んで駆け降りる、たった3段の階段が下りられませんでした。

でも、階段が苦手なのはいつものことで、3段以上あるような階段は、普段から昇ることも降りることもできないことがほとんどでした。

家の中の、2段のステップはいつも通りに乗り降りしていました。

お散歩もぐいぐい引っ張って歩いていました。

 

おやつを一発で食べられない

 

飼い主の手におやつを持ち、「マテ」「ヨシ」で、いつもなら、ぱくっとおやつを食べていました。

ところが、ちょっとズレた空中をパクパクして、探すしぐさがみられました。

これも、もともと食い意地が張っているので、急いで食べようとすると見失うこともたびたびありました。

でも、ごはんもお水も、普通に食べられていました。

 

くるくる回って方向を見失う

 

ご飯の時は嬉しくて、いつもくるくる回っていました。

ところが、回り終わってストップすると、方角を見失っているようでした。

「あれ?ごはんどこ?」そんな感じです。

回りすぎで、目が回っちゃったのかな?なんて思ってしまいました。

 

些細な変化が重なり・・・

 

1度で終わればなんてことない、些細な変化でした。

でも、やっぱりちょっとおかしいかも。

そう思い、何がおかしいのか、いろいろと試してみました。

 

普段の生活は何の変化もありませんでした。

自由に家の中を歩き回り、失敗することなくトイレで用も済ませることができ。

食事も水分も普通にとっていました。

いつもの散歩道も歩けるし、アイコンタクトもできていました。

 

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左側か左眼が見えないのかも

 

いろいろ試してみると、左側からおやつをあげると、うまく食べられないことがわかりました。

正面や右側からだと、上手に食べられます。

 

その時ちょうど撮影会があり、いつもと様子が違い、怖くなりました。

いつもなら、珀はセットの中にいて、動く飼い主の方をずっと目で追っています。

アイコンタクトが得意なので、いつもカメラ目線の写真が撮れていました。

ところが、空中を見たまま、動けない時がありました。

 

「すぐに病院へ行こう。」

 

そう決意し、次の休みに、歯をみてもらった動物病院へ行きました。

 

動物病院受診

 

先生に症状を話しました。

先生も、珀の変化に気づきませんでした。

犬は、眼が見えなくても、わりと普通に生活ができるようで、飼い主が異変に気付いた時にはすでに失明していることが多いそうです。

 

病院で、障害物を置き、歩けるか検査しましたが、普通に障害物をよけ、歩いていました。

ですが、左の眼圧が30と高く、専門の病院を受診した方が良い。と言われました。

紹介状がないと受診できない、眼の専門医へ紹介状を書いてくれました。

その日のうちに、眼の専門医へ受診しました。

 

どうぶつ眼科「EyeVet」

 

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眼の専門病院は、とっても立派な大きな病院でした。

環八沿いの世田谷区にある病院です。

 

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飛び出し防止で、2重ドアになっていました。

 

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受付も、ホテルの受付のように、きれいで立派な受付でした。

 

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待合室には個室があり、ノーリードでゆったり待てるスペースがありました。

他のワンコが苦手な子にとっても、良いスペースになりますね。

 

問診と検査の説明

 

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受付が済むと、看護師さんから問診と検査の説明がありました。

待っている間、よく読んでくださいね。

と、さらっと渡されましたが。

 

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初診時の費用は2~3万です。

再診時は約1万円とのこと。

 

わお。

 

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眼の説明書きをいただきました。

人間と同じ?

 

看護師1~3年生の時に眼科病棟に3年も勤めたのに遠い記憶(汗)

 

一般眼科検査

 

待ち時間はほぼなく、予約の時間に診察をしていただけました。

 

問診

珀のささやかな異変は、1週間~10日前くらいに起こり始めました。

丁寧にじっくりと、お話を聞いてくれました。

 

スリットランプ検査

光を当て、眼の表面や奥の状態を、拡大して診察します。

眼の表面も、眼の奥も、異常はありませんでした。

 

眼圧測定

眼の圧力を測る検査です。

緑内障があると、眼圧が上がります。

人間の場合、眼圧が高いと目や頭の痛みがあります。

 

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ここでの眼圧検査では、両眼とも正常値でした。

 

散瞳

瞳孔を開き、眼の奥や水晶体を検査します。

水晶体もきれいで、白内障もありませんでした。

 

眼底検査

網膜や視神経の状態を検査します。

視神経もきれいで、太い血管が走っていて問題ないとのことでした。

 

その他の検査

この他に、障害物を置き、避けて歩けるか。

明るい場所、暗い場所の違いはあるか。

眼の前に手を近づけて、眼をつぶったり避けたりするか。

光を当てて、眼をつぶったり避けたりするか。

 

問診や説明も合わせ、2時間ほど、じっくりと丁寧に検査をしてくれました。

 

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検査の結果

 

たくさんの検査の結果と、珀の様子を見てもらいましたが・・・。

どうも、症状と検査結果がリンクしないようです。

 

障害物をすいすい避けられるのに、光や危険に対して避けるそぶりが見られない。

障害物を避けて歩けるなら、光や危険に対して、眼を背けたり避けたりするはず。

光や危険に対して避けられないなら、眼が見えておらず、障害物を避けて通れない。

とのことでした。

 

ただ、1つ確実に分かったことは、「夜盲症」があるということでした。

どこにもぶつかることなく、障害物を避けられていたのに。

暗くした途端、方角がまるで分らなくなり、壁にぶつかり立ち往生していました。

 

珀は小さい頃に拾い食いがあったので、夜のお散歩はしていませんでした。

夜は家の電気は消していましたが、慣れている家だったから、支障がなかったのかもしれません。

珀が壁にぶつかり、困惑している姿に言葉がありませんでした。

 

辛い思いをさせてしまっていたのか、という後悔と。

気づけなかったという自己嫌悪。

過ぎてしまったことは取り返しがつきません。

ただただ言葉がありません。。

 

現段階での診断結果

 

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今回の検査の結果、「網膜変性疑い」と診断されました。

網膜変性症は、遺伝性のものや後天的なものがあります。

初期症状は「夜盲症」で、いずれ失明してしまう病気です。

治療法はありません。

 

次回の検査

 

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次回は、半日入院で、「網膜電位」という検査をするそうです。

網膜の動きを見る検査です。

この検査で、視力があるのかどうかがわかります。

 

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まとめ

 

この数日、犬の眼の病気をずっと調べています。

この診断を受けてから、何かできることはあるのか。

治った症例はないのか。

他に考えられる病気はないのか。

調べては落ち込み、珀を見ては涙がこぼれ。

私が落ち込んではいけない!!

と思っては、また落ち込み。

そんなことを繰り返しています。

 

おまけに、今月は4回目の受診で、歯の治療に3万以上かかり、今回も3万くらい。

次回の網膜の検査は5万くらいと言われています。

大変だー!!!

でも、後悔のないように、できることはやっていきたいと思っています。

落ち込んでる暇なんてないぞ!!

珀を守れるのは飼い主の私だけだ!!

 

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